本記事ではMediBang Paint(メディバンペイント)for iPadでカスタムフォントは使用可能かを解説します。

メディバンペイントfor iPadは無料で利用できるお絵描きアプリですが、有名フォントメーカー フォントワークスの書体の一部が追加料金なしで使用が可能です。

フォントワークスの書体が使えるとしてもイメージどおりのフォントがメディバンペイントfor iPadには収録されていない!ということがあるかもしれませんよね。

メディバンペイントfor iPadはアプリに収録されている以外のフォントを自由に追加できるのでしょうか。

本記事を読むとMediBang Paint(メディバンペイント)for iPadでのカスタムフォントの扱いを知ることができ、多彩なフォントを使用して見栄えを良い作品を作れるようになりますよ。

またメディバンペイントfor iPadのクリエイティブパックを購入するかどうかを悩んでいる方は本記事が参考になると思います。

メディバンペイントfor iPadでフォントワークスの書体が使えることについての詳細はこちらの記事をご参照ください。

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本シリーズのまとめ記事はこちら。

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【結論】MediBang Paint(メディバンペイント)for iPadでカスタムフォントを利用するためにはクリエイティブパック(980円)の購入が必要です。

  • クリエイティブパック購入後のメディバンペイントfor iPadは2種類あるカスタムフォント追加方法のどちらで追加したフォントであっても利用可能です。

MediBang Paint(メディバンペイント)for iPadのクリエイティブパックとは

メディバンペイントfor iPadでカスタムフォントを利用するためにはクリエイティブパックの購入が必要になります。

メディバンペイントfor iPad クリエイティブパックは980円(買い切り)です。

メディバンペイントfor iPad クリエイティブパックで開放される機能

メディバンペイントfor iPadのクリエイティブパックはカスタムフォントを使用できる以外にどのような機能があるのでしょうか。

メディバンペイントfor iPad クリエイティブパック購入で開放される機能は以下です。

  • 広告非表示
  • レイヤー複数選択
  • 作品のフォルダー管理
  • 資料ウィンドウ機能
  • iPad本体にインストールされているカスタムフォントの利用
  • カスタムエクスポート機能(PNG,JPEG,MDP,PSD,TIFF,HEIF,JP2,GIF,BMP,WEBP形式への書き出し)

詳細は メディバンペイント公式チュートリアル - クリエイティブパック(iPad)_使い方 をご参照ください。

パソコン版やiPhone版、Android版メディバンペイントでのiPad版クリエイティブパックの扱い

メディバンペイントfor iPadで有料のクリエイティブパックを購入した場合、パソコンやiPhone、Andoridのメディバンペイントでもクリエイティブパックの機能は有効になるのでしょうか。

実は同じメディバンペイントであってもデバイスが異なるとアプリは別物扱いになるため、メディバンペイントfor iPadのクリエイティブパックは他のデバイスでは使用できません。

たとえばiPhoneのメディバンペイントでクリエイティブパックの機能を使用したい場合、iPhone版のクリエイティブパックの購入が必要になります。

ちなみにiPadを複数所持している場合は同じApple IDで認証されていればクリエィティブパックが有効になります。

980円支払ってメディバンペイントfor iPadのクリエイティブパックを購入すべきかどうか

個人的にはメディバンペイントfor iPadでカスタムフォントを利用するためだけにクリエイティブパック980円を購入する必要性はないと思います。

理由は無料のお絵描きアプリibisPaint Xでカスタムフォント(2種類とも)が利用可能だからです。

普段メディバンを使っている人は

  1. メディバンペイントfor iPadで絵を描いてPSD形式で書き出す
  2. 書き出したデータをibisPaint Xでテキスト入れしてPSD形式で書き出す
  3. 書き出したデータをメディバンペイントfor iPadに戻して作業を続ける

ちょっと面倒くさいですが上記のようにすればクリエイティブパックを購入することはなくカスタムフォントを利用できます。

メディバンペイントfor iPadを使い倒していて、このアプリ内ですべての作業を完結させたい人はクリエイティブパックの購入を検討しても良いかもしれません。

ibisPaint Xでカスタムフォントを利用する方法についてはこちらの記事をご参照ください。

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メディバンペイントfor iPadでカスタムフォントを利用する手順

メディバンペイントfor iPadでクリエイティブパックを購入する手順を説明します。

1. テキストツールを開き、フォント選択の項目を一番下までスライドします。端末内インストール>フォントを選択する をタップします。

テキストツール>端末内インストール>フォントを選択する をタップ
テキストツール>端末内インストール>フォントを選択する をタップ

2. クリエイティブパック購入の画面が開いたら「利用規約に同意する」のチェックを入れ、「購入する」をタップします。

「利用規約に同意する」のチェックを入れ、「購入する」をタップ
「利用規約に同意する」のチェックを入れ、「購入する」をタップ

3. App Storeの画面に遷移しますので支払いを行うと購入完了です。

メディバンペイントfor iPad(クリエイティブパック購入済み)でカスタムフォントが使用できることの確認

結論で書いたとおりクリエイティブパックを購入したメディバンペイントfor iPadではカスタムフォントを利用することが可能です。

カスタムフォントの追加方法は2種類ありますが、どちらの方法で追加したカスタムフォントでも使用できます。

以降の記事は実際に確認した手順と内容を記載しています。

確認手順を知る必要はないという方はここで本記事を読むのを終了していただいて問題はありません。

iPadのカスタムフォントの追加方法が2種類あることの詳細はこちらの記事をご参照ください。

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フォントインストールアプリで追加したフォント

まずは2種類それぞれの手順でインストールされたフォントを確認します。

フォントインストールアプリのひとつであるFontinstall.appを使用して「モッチーポップ E」というカスタムフォントをiPadに追加しました。

フォントインストールアプリを使用してインストールしてフォントは設定アプリ>一般>フォントから確認ができます。

設定>一般>フォントにモッチーポップ Eは存在する
設定>一般>フォントにモッチーポップ Eは存在する

フォントプロファイルインストールアプリを使用して追加したフォント

フォントプロファイルインストールアプリを使用して「ニコカ」(nicoca_v1.ttf)というカスタムフォントをiPadに追加しました。

フォントプロファイルインストールアプリを使用してインストールしてフォントは設定アプリ>一般>プロファイルから確認ができます。

設定>一般>プロファイルにニコカは存在する
設定>一般>プロファイルにニコカは存在する

Photoshopでのカスタムフォントの扱いについて

モッチーポップ E・ニコカともにメディバンペイントfor iPad(クリエイティブパック購入済み)で使用できることがわかる
モッチーポップ E・ニコカともにメディバンペイントfor iPad(クリエイティブパック購入済み)で使用できることがわかる

上の画像からモッチーポップ E・ニコカともにメディバンペイントfor iPad(クリエイティブパック購入済み)で使用できることがわかります。

つまり、メディバンペイントfor iPad(クリエイティブパック購入済み)ではフォントインストールアプリで追加したフォント、フォントプロファイルインストールアプリを使用して追加したフォントのどちらも使用可能です。

まとめ

メディバンペイントの公式チュートリアルのクリエイティブパックの説明で「ローカルフォント」が何を指しているのかがよくわからなかったため、クリエイティブパックを実際に購入して確認してみました。

本記事がメディバンペイントfor iPadのクリエイティブパックを購入するかどうかを迷われている方の参考になれば幸いです。