常温以上のお水でこまめに少しずつ水分補給をして集中力を継続させよう

あなたもご存じのように、人間の体は主に水分でできています。その比率は6割です。

人は体の水分を5%失うと脱水症状や熱中症の症状が出始めます。

もしあなたが体重50kgだとしたらそのうちの30kgは水分で、1.5Lの水を失うと脱水症状が出てくるということです。

脱水症状が出始める水分量が1.5Lって結構少ないと感じませんか。

さらに、脱水症状に至る前の段階でもわたしたちの認知機能に悪い影響が現れ始めるという研究結果もあります

ということはわたしたちが集中力を維持するためには意識的に水分補給をしなければいけないということです。

なんか集中できないな・・と思ったらまずはお水を一口飲んでみるといいかもしれません。

本記事ではどのように水分補給をすると効果的かを記載しています。

しっかり水分補給して集中して作業できるように環境を整えましょう!

【結論】軽度の脱水症状でも集中力に悪影響を与えるので、こまめに水分を補給しよう

水分補給にオススメの飲み物は常温の水かお湯

内臓を冷やさないために冷水は避ける

水分補給に適しているのはズバリ水です!

特に冷やしていない常温の水かお湯が水分補給にはオススメです。

冷水は内臓を冷やしてしまうためあまりよくありません。内臓、特に消化器官は集中力に影響します。

冷たいものが好きな人は鉄分不足で貧血の可能性がありますので、水は冷たくなきゃイヤという方や氷をボリボリ食べる方は血液検査でヘモグロビン濃度を測った方がいいです。

献血の採血前の事前判定でもヘモグロビン濃度を測定できますが、ヘモグロビン濃度が低すぎると献血を断られます。

ペットボトルは水をとりすぎてしまう

飲み物をペットボトルで購入するのはあまりよくありません。

理由はペットボトルだと自分が飲みたい量を飲むのではなく、ペットボトルが空になるまで飲んでしまうからです。

職場を出るときにペットボトルの中身が残っていたら、もったいなくて飲んでしまいますよね?

飲む水の量の適正量は尿の色で判断する

本やネットなどで「健康(もしくは美容)には○Lの水を飲むのが良い」という内容を目にしますが、適正な水分量というのは人によって違います。

判断基準としてはトイレの時に尿の色を確認するのが一番良く、薄い透明な黄色の状態が適切な体の水分状態です。

尿の黄色や琥珀色の場合は水分不足、色がほとんどついていない場合は水分のとりすぎです。

飲む頻度はちょこちょこ飲みが良い

一気に水を摂取すると体内の電解質バランスが崩れ、水中毒と呼ばれる状態になることがあります。水中毒の症状は頭痛や嘔吐、むくみなどです。

なので水は少しずつこまめに飲むのがベストです。

温かい水を飲むようにすると少しずつしか飲めないため自然にちょこちょこ飲みになります。

温かい水を常時飲めるようにするためには、飲み物の温度を長時間保つ真空タンブラーやステンレスポットでお湯を机上にサーブしておくのがオススメです。

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これらはわたしも実際に使用しています。

水分補給に適さない飲み物①コーヒー

次は逆に水分補給に適さない飲み物をご紹介します。

まずはコーヒーです。

カフェインに利尿作用があるため、飲んだ分だけ尿として出る

コーヒーに入っているカフェインは眠気を覚ます覚醒作用や疲れを感じにくくする興奮作用というメリットがあります。

ただしカフェインにはおしっこの排出を促す利尿作用があるため水分補給には適しません。

水分補給に適さない飲み物②お茶(紅茶、中国茶、日本茶)

お茶にもカフェインがあるため、利尿作用がある

お茶にはさまざまな健康効果がありメリットも多くあるのですが、カフェインが含まれているため水分補給には適しません。

紅茶・中国茶・日本茶の中でも炒ってあるもの(日本茶のほうじ茶など)や発酵度が高いもの(中国茶の黒茶など)はカフェインが少なめの傾向があるようです。

コーヒーや紅茶には「デカフェ」というカフェイン除去処理を施したコーヒー・紅茶が販売されているので、どうしても常飲したい場合はそちらを飲むという手があります。

水分補給に適さない飲み物③スポーツドリンク、ジュース

糖分が多いため、常飲には適さない

スポーツドリンクは発汗時の水分補給用の飲み物として有名ですが、飲みやすくするために糖分が多く入っているため常飲するには適していません。

ジュースもスポーツドリンクと同様に糖分が高いため、リフレッシュやご褒美用ですね。

水分補給に適さない飲み物④アルコール

強い利尿作用があるので逆に水分補給が必要

お酒を飲むと飲んだ以上に尿が出ます。

これはお酒に強い利尿作用があるからで、お酒を飲むときは一緒にお水を飲むのが正しい飲み方です。

水分補給の手段としては問題外です。

まとめ

自分が集中できない原因って結構外部要因だったりすぐに解消できることだったりします。

まずは簡単に取り組めることからやってみましょう。