今回の記事はオフィスチェアの処分・廃棄方法を説明します。
愛着あるオフィスチェアでもいつかは手放すときがくるもの。
オフィスチェアの寿命は最低8年と言われています。
壊れたから廃棄と言う場合よりも「転居に持っていけない」や「使わなくなってしまったので手放したい」そんな理由の方が多いかもしれません。
まだ使用できるオフィスチェアを手放すときはどういう方法があるのか、寿命で壊れてしまった場合の廃棄費用はどれくらいかかるのかを説明します。
この記事を最後まで読むとオフィスチェアの処分方法を悩まなくなりますよ。
このシリーズのまとめ記事はこちら。
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[ads]オフィスチェアの状態とかけられる手間により処分方法は変わります。最も高く売れる可能性があるのはフリマアプリ。急ぎで処分する必要がある場合は不用品回収業者の利用を検討しましょう。
- 手放すオフィスチェアの状態が良くて有名メーカーのものならば販売してお金を得ることも検討しましょう。
- フリマアプリで販売するのが一番高い金額で売れる可能性が高いですが、その分手間がかかります。
- その他の販売手段としては中古オフィス用品店での買取、リサイクル店での買取があります。
- 状態が悪いor高く売れる可能性が低いメーカーのものならば廃棄を選択した方が楽です。
- オフィスチェアの買い替えをするならば購入店に無料引き取りをお願いするのが一番手間が少ないです。
- その他にお住まいの自治体の粗大ゴミ回収を利用する方法もありますが、事前予約が必要だったり回収場所まで自力での運び出しが必要なので条件によっては利用できない場合があります。
- 急ぎオフィスチェアを廃棄する必要がある場合は高額ですが不用品回収業者の利用を検討しましょう。
フリマアプリ(メルカリ、ラクマ、Paypayフリマ)で売る
フリマアプリはスマホから商品の写真をとってアプリから出品するだけなので手軽に利用できます。
フリマアプリでオフィスチェアを売るメリットは価格設定の主導権があなたにあることと業者に入るマージンが他の方法に比べて低いためあなたの手元に入る金額が大きくなりやすいことです。
デメリットとしては配送費が高額になること、配送手段の選択肢が少ないこと、自分で梱包する場合の梱包材の手配の手間がかかることです。
オフィスチェアの配送手段がヤマトらくらく家財宅急便しかない
オフィスチェアは大きい上に重いので配送手段が非常に限られてしまいます。
オフィスチェアに使用できる配送手段はクロネコヤマトのヤマトらくらく家財宅急便しかありません。
佐川急便にも同様のサービスがありますが法人利用限定のため個人では利用不可です。
引っ越し業者や赤帽を使うという手段もありますが料金は高額になります。
わたしの使用しているエクストラハイバックのバロンを計測したところ、大きさは300サイズ重さは30kgでした。
もしこのバロンを東京から大阪に発送した場合はヤマトらくらく家財宅急便だと12,375円かかります。
正直結構高いですね。
配送料を払っても利益が出るくらいの高額でオフィスチェアが売れれば良いのですが。
ちなみにヤマトらくらく家財宅急便は梱包材をヤマトが用意してくれます。
オフィスチェアのパーツのみを売るという手もある
オフィスチェア本体をフリマアプリで売ろうとすると配送料が高くついてしまうため、分解できるパーツを出品して本体は廃棄するという手段もあります。
製品によってはヘッドレストやアームレスト、キャスターは自分で取り付けや交換ができるようになっているので、分解も工具があれば可能です。
パーツだけ欲しいという需要はわりとあるので、利用しているフリマアプリで他の出品者によるパーツの販売履歴があるか調べてみると良いと思います。
パーツの配送の場合は普通の配送手段を利用できることが多いので配送料も比較的少額ですみます。
中古オフィスチェア専門店に買取してもらう
フリマアプリの次に高額で売れる可能性が高いのは中古オフィス専門店に買い取ってもらう場合です。
お店の人はオフィスチェアについて詳しいので、オフィスチェアの価値を正しく評価して買い取ってもらえる可能性が高いです。
お店まで持ち込みが難しい場合は出張買取や宅配買取をしてもらえる場合があります。
ただし、買取は法人のみを対象にしている場合も多いため個人の買取は可能かどうかは最初にチェックしましょう。
リサイクル店に買取してもらう
お近くのリサイクル店に買い取ってもらう方法はオフィスチェア以外の不用品も一緒に買い取ってもらいたい場合に便利です。
リサイクル店によっては出張買取や宅配買取を行っている場合もあります。
一般のリサイクル店ではオフィスチェアはたくさんの取扱品目の1つにすぎないため、店員さんもそれほど詳しい知識を持っていなかったりオフィスチェアの取扱優先度が低いなどの理由で有名な製品であっても高値がつかない可能性があります。
買い替え時に無料引き取りしてもらう
古いチェアから新しいオフィスチェアへの買い替えの時に無料で引き取りを行ってくれる販売店がありますので利用しましょう。
新しいオフィスチェアの配送時に古いチェアを玄関先で引き取ってくれるのでとにかく楽です。
紹介した買取の手段が難しい場合や値段がつかない椅子を廃棄したい場合は利用すると便利です。
自治体の粗大ゴミ回収を利用して捨てる
オフィスチェアは普通ゴミとして廃棄できない自治体がほとんどのため、粗大ゴミとして回収してもらうことになります。
オフィスチェアの品目や廃棄手数料がどれくらいになるかは自治体によります。
例として新宿区で調べてみました。
新宿区の場合、分類は「家具・寝具・建具」、品目名は「椅子(ソファ除く)」になり、廃棄手数料は400円です。
廃棄手数料は比較的安価ですが、自宅前道路やマンション階段下などの回収場所まで自力で運ばないといけません。
オフィスチェアは重さ20kgくらいなのでエレベーターなしの2階以上にお住まいの女性は運び出しが難しい場合が多いと思います。
運び出せる重さまでオフィスチェアを分解する手もなくはないですが、工具の準備が必要で難易度もそこそこ高いです。
粗大ゴミ回収は事前予約制の自治体が多いため、すぐに捨てたい!と言う場合は利用できません。
不用品回収業者を利用して捨てる
すぐにオフィスチェアを廃棄したい場合やオフィスチェアの運び出しが難しい場合は不用品回収業者の利用を検討しましょう。
オフィスチェアの回収の基本料金は数千円程度ですが、階段割増料金があったりして予想外の高額になることがあります。
事前に見積もりをしてもらい、当日見積もり金額以上の請求をしないことを確約できる業者にお願いしましょう。
不用品回収業者と名乗っていても実際は正式な認可を受けていない業者が世間には多くあります。
家庭の粗大ゴミを回収できるのは一般廃棄物処理業の許可を受けた業者のみです。
産業廃棄物の許可・古物営業の許可・一般貨物運送事業の許可では家庭の粗大ゴミは回収できません。
正しい許可を受けていない業者に廃棄をお願いすると不法投棄や不適切な処理による環境汚染につながる可能性があるため、利用しようとしている業者が一般廃棄物処理業の許可を持っているかを確認しましょう。
まとめ
オフィスチェアをキレイに使っていれば手放すときに高い値段で買い取ってもらえる可能性が高まります。
高く買い取ってもらえれば次のオフィスチェアを買う時の購入金額の足しにできますね。
廃棄する場合も適切な手段で行いましょう。