今回の記事はオフィスチェアの主要メーカーの紹介をします。
オフィスチェアのメーカーは海外を含めるとたくさんあります。
オフィスチェア選びに一番重要な試座(実際に座ってみて自分に合うか確かめること)です。
試座ができない海外のマニアックな製品を紹介しても意味がありません。
本ブログでは日本国内で試座ができる場所が多い国内・海外の主要メーカーを紹介します。
この記事を最後まで読むと国内で手に入る主要オフィスチェアメーカーと製品がわかりますよ。
このシリーズのまとめ記事はこちら。
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ハーマンミラーの概要
ハーマンミラーは100年以上の歴史を持つアメリカの家具メーカーです。
高級オフィスチェアの代名詞ともいえるAeron Chairsアーロンチェアは1994年に発表されたハーマンミラーの製品です。
ハーマンミラーの製品は有名漫画家・イラストレーターの使用率が高いことも有名です。
過去にハーマンミラーの製品はアメリカ人の体型に合わせて設計されているため日本人、特に女性には合わないという話がありましたが、現在はオフィスチェアには珍しく一部製品においてサイズ展開を行うことで多様な体型をカバーできるようになりました。
ハーマンミラーは製品の保証期間が長いことも有名で、なんと12年間保証がついています。
ただし保証には条件があり、国内の正規代理店から購入した場合にのみ保証対象になるため中古で購入した場合は対象外になります。
ハーマンミラーの代表製品 Embody Chairs エンボディチェア
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ハーマンミラーの代表製品といえばアーロンチェアなのは間違いないのですが、同じくらい漫画家・イラストレーターに愛用されているのはエンボディチェアです。
椅子に座る人の動きに合わせて背もたれのカーブが追随するバックフィット調整と、背もたれと座面にかかる圧力を分散しまるで浮いているかのような座り心地を実現するピクセルサポートにより快適な座り心地を実現しています。
その他の有名製品としてセイルチェア、ミラ2チェアがあります。
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ハーマンミラー公式サイト
OKAMURA 株式会社オカムラ
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オカムラの概要
1945年、日本が終戦を迎えた年に横浜で創業したオカムラ。
日本のオフィス家具メーカーの大手の一つです。
オカムラの製品は試座できる場所が多いので候補メーカーのひとつに入れたいところ。
各製品の見た目にぱっと見わかりやすい差はないのですが、座ってみると座り心地にそれぞれ特徴があるのに気が付くと思います。
製品ラインナップはお手頃な数万円台から最高級だと40万円近いものまで幅広い品揃え。
中古市場で製品を見つけやすいのも大きなメリットです。
オカムラの代表製品 Contessa Ⅱ[コンテッサ セコンダ]
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2002年に発表されたコンテッサのアップグレードバージョンとして発売されたContessa Ⅱ[コンテッサ セコンダ]。
現在のオカムラのオフィスチェアの中では最上位機種です。
デザイン担当はイタリアのインスダストリアルデザインの名門でスポーツカーのデザインも行っているイタルデザイン。
通常は座面下に配置されている座面の高さ調整レバーとリクライニング調整レバーをアームレストに設置することで、座り姿勢を崩すことなく高さやリクライニングの調整を行うことができるようになっています。
その他の有名製品としてサブリナ、バロン、シルフィーがあります。
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オカムラ公式サイト
ITOKI イトーキ
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イトーキの概要
1890年に伊藤喜商店として大阪で創業。
オカムラと同じく日本のオフィス家具メーカーの大手の一つです。
10万円以下のお手軽な価格帯の製品が多い印象です。
個人的にオフィスチェアのデザインが全体的にかわいらしいように思います。
イトーキの代表製品 Spina スピーナ
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イトーキの製品の中でオススメとして上がることが多いのがSpina スピーナチェアです。
パッシブ・スライド・シート機構とアクティブ・ランバー・サポート機構により、どんな姿勢であっても腰をしっかりとサポート。
背もたれにエラストマー素材を使用することで熱がこもらず快適な温度を保ちます。
その他の有名製品としてフリップフラップ、カシコチェアがあります。
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イトーキ公式サイト
KOKUYO コクヨ
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コクヨの概要
コクヨと聞くと文房具にイメージが強いですが、オフィス用家具も扱っています。
HPが見やすく、価格や機能を確認しやすいのが良いです。
個人的な感想になってしまいますが、コクヨのオフィスチェアについてはネット上にクチコミやレビューなどの情報があまりない気がします。
コクヨのオフィスチェアが気になる人は検討材料が足らなくて困る場合があるかもしれません。
コクヨの代表製品 ing イング
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コクヨの有名製品はing イングです。
座面が360度動くことで座りながら運動することができ、座りすぎによるストレスを軽減できます。
その他の有名製品としてインスパイン、ベゼルがあります。
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コクヨ公式サイト
Steelcase スチールケース
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スチールケースの概要
スチールケースは1912年、米ミシガン州グランドラピッツ市に創立しました。
オフィス家具分野で欧米一のシェアを誇ります。
スチールケースの代表製品 Leap リープチェア
リープチェアはライブバック機構により人間の背骨に追随して動く背もたれが身体をしっかりと支え、ナチュラルグライドシステムにより座面とリクライニングが連動することで多様な姿勢をとることが可能にしています。
スチールケース公式サイト
Ergohuman エルゴヒューマン
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エルゴヒューマンの概要
エルゴヒューマンは2005年創業の台湾のメーカーです。
オフィスチェアメーカーとしてはかなり新しい会社になります。
後発のメリットを生かして既存メーカーの製品の良いところ全部盛りとも言える製品を発表しています。
台湾メーカーらしく最上位機種でも10万円超と価格が非常にお手頃なのも魅力。
ただしカタログスペック上は魅力的に見えても実際座ってみるとなんかしっくり来ない・・ということがあるため、試座は必ずしましょう。
私が2020年夏にオフィスチェアを買い替えた際、オットマン付きのエルゴヒューマンプロは最終候補まで残っていましたが、メッシュの張りの硬さが気になり購入を見送りました。
エルゴヒューマンの代表製品
メーカー名のエルゴヒューマンを冠する製品はプロ、ベーシック、エンジョイの3製品あります。
メーカーHPをみても3製品の違いがわかりにくいため説明します。
ベーシックが基本となる一番ベーシックな製品です。
プロは最上位機種で、ベーシックからフレームがアルミボディに変更、前傾チルト機能を搭載、ロングヘッドレスト採用の3点が異なります。
エンジョイはベーシックの廉価版になります。ランバーサポートが独立型から背もたれと一体型に変更になっています。
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エルゴヒューマン公式サイト
まとめ
メーカーごとの特徴はおおよそつかめましたでしょうか。
まだ女性のオフィスチェア選びの記事は続きますので続編をお楽しみに。