今回の記事はオフィスチェアを購入したあとの手入れの仕方を説明します。
選びに選んで購入したオフィスチェア、できるだけキレイなまま使用したいですよね。
掃除するにしても他の家具と同じように手入れしていいのかな?
そんな疑問を解消するためにオフィスチェアの手入れ方法について解説します。
この記事を最後まで読むとあなたの愛用のオフィスチェアをピカピカに保てますよ。
このシリーズのまとめ記事はこちら。
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[ads]普段のお手入れはブラッシングと布拭きで。取れない汚れは汚れの性質に合わせた洗剤を。
- 普段のお手入れは背もたれと座面はブラッシングでほこりを落とし掃除機で吸い取ります。
- メッシュへの繊維の絡まりは粘着タイプのコロコロローラーで取れます。
- フレームは金属の場合は乾拭き、樹脂の場合は水拭きを。
- 普段のお手入れで取れない汚れは汚れの性質に合わせた洗剤を使用します。洗剤を使用する場合はシミにならないように注意してください。
- 金属フレームでポリッシュ仕上げ(表面がピカピカの仕上げ)の場合、細かい傷やくすみなどで輝きが鈍くなった場合は市販の金属磨き剤で磨くとキレイになります。
- オフィスチェアのクリーニングをしてくれる業者もありますが、基本は法人向けなので1脚だけの清掃をお願いするのはだいぶ割高です。
メーカー推奨のお手入れ方法
まずはメーカー推奨のお手入れ方法を確認してみましょう。
手元にあったオカムラの取扱説明書にはどんな記載があるでしょうか。


ふむふむ・・。
簡単にまとめると
- 布地、メッシュ部分は柔らかいブラシでブラッシングし、掃除機をほこりで吸い取る。
- 手垢が気になる場合は薄めた中性洗剤で布拭き、その後水拭き&乾拭き。からの乾燥。
- アルカリ電解水を使う場合は直接吹き付けてブラッシング、汚れと水分をとる。そして乾燥。
- 油性のシミにはベンジン。その後水拭き&乾拭き。お決まりの乾燥。
- アルミ部は乾拭き。水分や油分は苦手。
- 樹脂部は水拭き。汚れが気になる場合は中性洗剤→水拭き→乾拭き→乾燥。
ということのようです。
洗剤にあまり詳しくない方用にドラッグストアで手に入りやすい商品を紹介しますね。
中性洗剤
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アルカリ電解水
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ベンジン
染み抜き以外にシール剥がしに使用できますが、正直余らせがちで扱いに困る洗剤です。
クレジングオイル+中性洗剤で代用可能ですが、水分が苦手な素材の染み抜きにはベンジンの方が適しています。
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わたしの普段のお手入れ
次にわたしの普段のお手入れ方法をご紹介します。
お手入れ頻度は気が向いたらする感じなので、2週間に1回くらいです。
お手入れに使用する道具は洋服ブラシ・はたき・コロコロローラー・掃除機の4つです。

上からほこりを落として行きます。
ヘッドレスト→背もたれ→座面の順にブラッシングしていきます。
ブラッシング方向は上から下です。

ブラッシングでは取れないほこりや毛をコロコロローラーでとっていきます。
家に猫がいるので座面に猫のおけけがたくさんついています。
ペットの毛には粘着式コロコロではなく、ぱくぱくローラーの方がコスパが良いです。

座面下の隙間などの狭い場所にはクイックルハンディが便利です。
座面を手前まで動かした背もたれと座面の間に大量にほこりが溜まっている場合があるので忘れずに掃除しましょう。

最後に床に落ちたほこりや毛を掃除機で吸って終わりです。
私が使っている道具はこちら。
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メッシュの座面に繊維の絡まりがある場合
コロコロローラーを繰り返しかけると取れる
メッシュに洋服の繊維が絡んで表面が白っぽく毛羽だってしまった場合は、コロコロローラーを往復すると取れます。
絡んでしまうととるのが大変なので、絡まる前にブラッシングで落とすことで予防できます。
椅子にシミがある場合
椅子になにかをこぼしてしまった場合はすぐに布巾などで拭き取りましょう。
洋服のシミと同じですが、時間がたてばたつほどシミは落としにくくなります。
シミの種類によって落とし方と使用する洗剤が異なるので、下記のリンクでシミの原因にあった方法でシミ落としを行ってください。
オフィスチェアは水分が苦手なので必ず最後は完全に乾かすようにしてくださいね。
ポリッシュ仕上げの金属フレームの傷・くすみが目立つ場合
画像のようなピカピカのポリッシュ仕上げのフレームの場合、時間と共に傷やくすみで輝きが鈍ってくる場合があります。
そんなときは市販の金属磨き剤で磨くと輝きが戻ってきます。
ポリッシュ仕上げではなく塗装仕上げの場合は金属磨き剤を使うと塗装が剥がれますのでやらないようにしてください。
金属磨き剤はピカールがドラッグストアでも手に入りやすいと思います。
溶剤の匂いがけっこうするので換気に気をつけて使用してくださいね。
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オフィスチェアクリーニングを業者に依頼した場合
自分じゃどうしてもキレイにならない汚れがある場合は業者にお願いしたくなりますよね。
オフィスチェアのクリーニングを行ってくれる業者はあるのですが、法人が数十台のオフィスチェアを一度にクリーニングしたい場合を想定して料金表を組んでいるようです。
私が調べた感じだと1台だけお願いする場合は2万円くらいからのサービスが多かったです。
個人的には2万円払うなら自分でどうにかするか汚れを落とすのを諦めるかな、と思います。
以前働いていた会社でオフィスチェアをクリーニングしたときに淡い色のチェアの黒ずみや色移りは完全にはキレイにならなかったので、汚れの種類によってはプロでもどうにもできないものもあります。
それでも興味がある方は「オフィスチェア クリーニング (お住まいの地域) 」で検索してみてください。
まとめ
なにごともそうですが日常のお手入れが一番大事です。
あなたが一生懸命悩んで選んだオフィスチェアなんですから、愛着をもって長く使えるように可愛がってお手入れしてあげてくださいね。