これからデジタルでお絵かきを始めようとしている人にとっては重要な問題。

iPad、液タブ、板タブ、いったいどれがいいの問題。

 

いろんな人がいろんな意見を述べているけれども自分ではどれが合ってるのかなあ

 

そんな悩めるあなたに向けて

現役同人作家ーの私が書いたこの記事を読めばお悩みをスッキリ解消できますよ!

[mokuji]

[ads]

iPad・液タブ・板タブ タイプ別診断表

iPadがオススメな人

  • 絵を描いたことがない、もしくは絵を描こうとして挫折したことがある
  • 家にいる時間が少ない
  • パソコンやITに詳しくない

iPadはお絵描き以外の用途にも使用できるので、万が一絵を描くのをやめてしまったときにもムダになりません。

また、持ち運びが用意なので出先でも絵が描きたい人にもオススメです。

3つの中で唯一パソコンが必要ないため、パソコンを持っていない人やパソコンを買い足すことが難しい人にも合っています。

わたし自身は初心者の方にはiPadをオススメします。理由は絵を描くことを習慣化しやすいからです。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

[card id ="785"] [parts id="1904"]

液タブがオススメな人

  • プロっぽい環境を作ることが自分のモチベーションに繋がる

プロが使っているイメージが強い液タブ。何か新しいことを始めるときには道具を揃えることから始める人は液タブがいいでしょう。

液タブとパソコンを選ぶ際にある程度のIT知識と製品の下調べが必要なため、ITガジェット好きな人に向いています。

板タブがオススメな人

  • 肩こりや首こり、偏頭痛などに慢性的に悩まされている

3つの中で一番使いこなすのが難しいですが身体への負担がとても少ないため、体調に不安を抱えている人や長時間作業をする人に向いています。

将来的にプロを目指している、同人誌を出したい人

  • iPadか液タブのどちらか、加えて板タブを使えるようになった方がよい(身体が不調になったときにも原稿作業を継続するため)

iPadと液タブは使用時の姿勢が身体に負担がかかるため、長時間作業をしていると肩や首に傷みが出たり、肩こりや首こりが原因の頭痛、眼精疲労、腕が痺れてあがらなくなるなどの症状が出る場合があります。

不調の予防が大事ですが、もしそのような症状が出てしまった時にも原稿を続けなければいけない場合、板タブが使用できるとだいぶ楽になります。

iPad・液タブ・板タブ 基本スペック比較

[itemlink post_id="2129"]

[itemlink post_id="2130"]

[itemlink post_id="2131"]

[itemlink post_id="2132"]

注意点としては液タブと板タブは単独では使用できずパソコンが必要になります。パソコンならなんでも良いというわけではないので、購入する液タブ・板タブを動かせるスペックにあったものを自分で選ぶ必要があります。

iPad・液タブ・板タブ 特徴比較

使えるソフト:現状は液タブ・板タブの方が多いが、iPadアプリ化は急速に進んでいる

iPadがお絵描きデバイスとして使用されるようになったのは2015年のApplePencil発売以降なので、パソコンと繋いで使用する液タブや板タブよりもだいぶ後発になります。

そのためiPadで使用できるお絵描きソフトは以前は少なかったです。

ただ、最近はパソコンよりもスマホやタブレットを持つ人が増えたため、ソフトのスマートフォン・タブレットアプリ化が急速に進んでおり、現在はiPadで使用できないソフトも今後はiPad対応していく可能性があります。

視差:iPadの方が液タブよりも視差が少ない。

視差とはペン先とiPadや液タブの画面に描かれる線のギャップのこと。iPadと液タブの視差については別記事で記載しています。板タブには視差はありません。

[card id="171"]

初期設定の難易度:iPad、板タブ、液タブの順に難しくなる。

iPadはどんな人でも手に取ったその日から自在に使えるように、わかりやすく誰でも使えるように設計されています。iPadをお絵描きデバイスとして使用する場合の初期設定も特に難しくありません。

パソコンを使用する板タブと液タブは、パソコン自体の使用に慣れていない人は最初は覚えることや準備が多く戸惑うかもしません。

液タブはディスプレイ設定が必要なため、板タブよりも初期設定が難しくなります。

操作性:板タブは慣れるまでに時間がかかる。

iPadと液タブは液晶画面に直接絵を描くので紙に絵を描くのに近く、直感的に操作ができすぐに慣れます。

板タブは3つの中で一番慣れるまで時間がかかります。実際に操作する板タブと絵が描かれるディスプレイが離れた場所にあるので、自分の思った場所に線をひけるようになるにはしばらくの練習が必要です。

慣れ以外の操作性については、iPadは起動が早いので描きたいという気持ちが萎えにくいのがメリットです。パソコンを使用する液タブと板タブは描きたいと思ったらパソコンを起動させる必要があります。パソコンのOSによりますが、起動まで数分かかってしまうのでその間に描きたい気持ちが萎えてしまうということもあります。

一方、液タブや板タブはパソコンのキーボードでショートカット操作を行うことで作業効率生をあげたり、ディスプレイを複数設置したりなどの自由度の高さが魅力です。

体への負担:前傾姿勢になるiPadと液タブでの長時間の作業は身体を壊す原因になる

iPadまたは液タブを使用する際に平面の机に置いた状態で使用すると、首と背中を丸めて覗き込む姿勢になります。この状態は上半身にとても負担をかけるため、iPad・液タブを使用する際は傾斜させるためのタブレットスタンドなどを準備した方が良いです。

タブレットスタンドで人気がある製品がこちらです。

[itemlink post_id="2133"]

[itemlink post_id="2134"]

[itemlink post_id="2135"]

スタンドを使用しても前傾姿勢になるため、首や肩に負担がかかります。また、スタンドで傾けた分だけ腕を高い位置にあげないといけないため、血流が滞り腕が痺れて上がらなくなります。

板タブは平面の机に置いて使用しますが目線はパソコンのディスプレイの方を向いているため、姿勢が悪くなりにくく、身体への負担も他2つに比べて少ないです。

漫画やイラストのプロを目指している方や同人誌制作を行いたい方は、長時間作業することになりますので身体に負担をかけにくい板タブを使用できるようにした方が良いと個人的に思います。作業のメインはiPadや液タブ、サブで板タブを使えるようにしておくと安心です。

私自身もiPadで長時間作業している時に肩を壊してしまい数日間原稿できない状態になってしまったり、腕が心臓よりも高い位置にある状態を続けたため腕が痺れてだるくなり、その状態が後遺症のように続いている状態になったことがあります。

身体に不調が出たときは描かないことが一番良いと思いますが、締切がある以上そういうわけにはいかないこともあります。デバイスの選択以外にも長時間作業を耐えられるような身体作りをしたり、スケジュールを上手に組めるようになることも重要です。

目安寿命

iPadはメーカー公表の目安寿命は3年です。3年経つとバッテリー劣化により使用時間が短くなったり、故障発生率が高くなります。

液タブはおおよそ3〜4年で買い替えの目安になります。液タブの故障して買い換えるという理由以外にも、新製品への乗り換えをしたくなるのがこのくらいの使用年数です。

板タブは他の2つよりも構造が単純なので非常に壊れにくいですが、パソコンのOSがお絵描きソフトのアップグレードに板タブのドライバが対応できなくなったり、メーカーサポートの終了が理由で5年程度で使用できなくなります。

中古買取価格

iPadはお絵描き用途以外にも使用できるため欲しい人が多く、中古を買い取ってもらった場合でもある程度の値段がつく場合が多いでしょう。

液タブや板タブは、現状中古を買うよりも海外メーカーの安価で高品質な新製品を購入した方が良いと考える人が多いため、高額の中古買取は難しいと考えた方が良いです。

まとめ

自分に合うのはどれかまだ迷っている場合は量販店で実際に触ってみてから選ぶのはどうでしょうか。

大きめの量販店だと液タブ・板タブを実際に操作できます。iPadは携帯ショップにもサンプル機が置いてある場合が多いです。

ちょっと触っただけでは判断できない!という人は、レンタルをしてみるのも良い手段です。

iPadの選び方はこちらの記事をチェック

[card id ="1910"] [parts id="1904"]

今回紹介した商品

[itemlink post_id="2129"]

[itemlink post_id="2130"]

[itemlink post_id="2131"]

[itemlink post_id="2132"]

[itemlink post_id="2133"]

[itemlink post_id="2134"]

[itemlink post_id="2135"]