すごくハマっている作品があるから同人誌を作りたい!けど絵を描くためのデバイスは何がいいの?

液タブや板タブを買ったときはバリバリ絵を描こうと思っていたのに実際は全然使えてない・・。

 

そんなお悩みを持っているあなたにはiPadをイラスト・マンガ描き用途で導入するのをオススメします。

 

iPadは液タブや板タブに比べて毎日絵を描くことを習慣化しやすい理由があるからです。

 

iPadはイラスト・マンガ描き用のデバイスとしては液タブ・板タブより新しいため

あまりメリットが知られていません。

 

本記事でiPadが液タブ・板タブと比べてどうして作業習慣化に有利なのかを詳しく解説しています。

 

本記事を読むと液タブ・板タブと比べたときのiPadのメリットがわかり、

iPadをすでに持っている人はコツコツ原稿作業ができるようになりますよ。

 

本シリーズのまとめページはこちら。

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【結論】iPadは①原稿用のアプリをすぐ起動できる②持ち運べるため描きたいタイミングで描ける③場所にとらわれないので原稿を習慣化しやすい。

【おさらい】同人誌発行までのおおまかな流れ

同人誌作成工程のうち、「2.締切を決める」「3.ページ数を決める」「4.内容の決める」の工程を間違わなければ8割の確率で同人誌を発行できます。

あとの2割は「8.表紙を作成する」「9.本文を作成する」の作業中の集中力と作業の習慣化です。

この記事は「8.表紙を作成する」「9.本文を作成する」で必要な作業の習慣化について、なぜiPadだと作業の習慣化がしやすいのかについて解説します。

小説同人誌の人はスマホで原稿を書く手段もありますので、iPadの部分をスマホに置き換えていただければと思います。

締切までに原稿を完了させるのに作業の習慣化は絶対必要

同人誌を作るための原稿作業というのはどんなに筆が速い人でも複数日かかってしまうのが普通です。

もし1日1ページ原稿を完成させられるだいぶ作業が速い人でも12ページの原稿を完成させるために12日必要です。

原稿作業自体を楽しいと思える人は少数

締切までのたった12日を原稿に当てればいいんでしょ?余裕!とあなたは思いましたでしょうか。

でもその原稿作業ってあなたにとって楽しいものでしょうか。

多くの人にとって原稿作業は辛かったり億劫な場合が多いです。

原稿作業の中の特定の作業(ペン入れとか)は楽しいと思える人や、出来上がった原稿を賞賛されるのは楽しい人はいますが、原稿作業すべてが楽しくてしょうがないという人はあまりいないと思います。

何もないところから1から作り上げる作業なのですから悩んだり苦しんだりというのは当たり前です。

ですので、基本的に原稿作業に取り掛かるのは億劫に感じます。

でも、この億劫に感じる作業を習慣化して少しずつでも作業を進めていかなければ同人誌を出すことはできないのです。

休日に原稿すれば良いと思っていると失敗する

毎日原稿するのは無理だから締切までの週末にまとめて原稿作業しようとすると、たいてい失敗します。

毎日少しずつ作業をするのが一段ずつ階段を登っていくものだとしたら、週末にまとめて作業するのはロッククライミングをするようなものだからです。

作業の後回しは心理的なハードルをどんどん上げてしまいます。

休日にまとめてやればいいと思っていると、取り掛かるのに感じる苦痛が大きくなってしまうのです。

なので毎日少しずつでも作業をしていく習慣が非常に重要になります。

iPadの「すぐに原稿に取り掛かれる」というのはものすごいメリット

あなたがこれからお絵描きツールを買おうとしているのならばiPadを購入することを強くオススメします。

理由はiPadは起動が速いため、思い立ったときにすぐに原稿に取り掛かることができるからです。

パソコンが必要な液タブや板タブは使用できる場所が限定されるのと、原稿を始めるまでにある程度の時間が必要です。

原稿作業の習慣ができていない状態で液タブや板タブを使用するのは習慣化を難しくするのでオススメしません。

原稿にとりかかろうと思う気力と原稿中の集中力の出どころは同じ

本ブログで何回か紹介させていただいているメンタリストDaiGoさんの『自分を操る超集中力 』には、DaiGoさんはノートを机の上に開きっぱなしにしてすぐに仕事にとりかかれるように環境を整えているそうです。

また、作業に取り掛かるのに使う気力と集中力は同じ「ウィルパワー」を源泉にしているという記述があります。

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液タブとiPadでどれだけ作業の取り掛かりまでの手順が違うか

あなたが自分の部屋のデスクにパソコンと液タブを設置しているとします。

仕事が終わり満員電車に揺られて一人暮らしの部屋に帰ってきたあなた。

お腹が空いているからまずはご飯を作って食べます。

化粧がドロドロで早く落としたいからすぐにお風呂です。

風呂あがり、スマホでTwitterを見ながら「疲れたからもう寝たいな、でも原稿しなきゃな〜」と思うでしょう。

その時に重い腰をあげて机の前の椅子に座り、パソコンを立ち上げたあとにクリスタを立ち上げ、液タブのペンを握る気力はありますか。

なんとかペンは握れたとしても作業を続けるだけの集中力は残っているでしょうか。

次にあなたがiPadで原稿をしている場合を想像しましょう。

仕事を終えて会社から出た足であなたは会社近くのカフェに入ります。

カバンからiPadを取り出して(カバンがちょっとだけ重くなるのは玉に瑕ですが)「お腹空いてるけど15分だけセリフ入れやっちゃおう」と作業をすることができます。

15分の作業を終えたあなたは達成感とともに家に帰りご飯を食べてお風呂に入ります。

ベッドでスマホを眺めていたらいつの間にかに寝てしまっていました。

どちらの方が原稿を日々継続するのがカンタンでしょうか。

人間が面倒と思わないのは2つの手順まで

以前勤めていた会社の先輩から聞いた話です。

先輩がとある航空会社の外部研修を受けたときに「人間が心理的なハードルがなく自然に取り組めるのは2動作まで」と習ったそうです。

つまり何かを開始するのに3つ以上手順があると人はそれを始めるのが億劫と感じてしまうということです。

取り掛かるまでの手順をとにかく少なくするのが取り組みへの心理的なハードルを下げて習慣化するのには大事ということです。

PCは起動に時間がかかるがiPadはすぐに起動する

あなたは会社の仕事でPCを使っていると思います。

出社してPCの電源ボタンを押したら、その足で上着をコート置きに置きにいったりしていませんか。

戻ってきてPCがログイン画面になっていたら自分のパスワードを入力して、その足でコーヒーを入れにいっていませんか。

何が言いたいかというとPCは起動してもすぐには使える状態にはならないということです。

最近のPCはOSの立ち上がりが格段に早くなりましたがそれでも時間がかかります。

一方、iPadならボタン一つですぐに立ち上がります。Face ID対応ならボタンを押す必要すらありません。

このデバイスの立ち上がり時間の差は作業取り掛かりへの心理的なハードルに大きく影響します。

習慣化に必要なのは毎日やること

毎日1分でいいからやる、そのためのハードルはできるだけ低くする

習慣化というのは習慣化するまでは一番大変で、習慣になってしまえばあとは身体が自動的に動きます。

習慣化するにはいつでもどこでもカンタンに取り掛かれるような環境にすることが大事です。

PCが必要な液タブ・板タブは原稿する場所が限定される

同人誌を作る以外にもやることを多く抱えているあなたには、家でしか原稿ができない液タブ・板タブよりもどこでも原稿ができるiPadの方が良いと思います。

あなたが一泊二日で出張にいかなければならない時に会社のPCに加えて私物のPCと液タブを持って行くことは難しいと思いますので、出張の間は原稿を中断しないといけないでしょう。

出張から帰ってきて疲れている週末に原稿作業を再開するのは心理的ハードルがかなり高くなるのではないでしょうか。

iPadの場合ならなんとか出張にも持っていけそうだと思いませんか。

出張以外にも帰省や旅行にも持っていけますし、たまには自宅以外の作業場所で作業するのも良い気分転換になるかもしれません。

iPadならばちょっとした隙間時間にも原稿ができる

iPadなら出張先のホテルで寝る前の時間や移動時間でもささっと原稿ができます。

原稿ってある程度まとまった期間にじっくり取り組むものというイメージがありますが、それだと集中力が切れたり体調が悪くなると作業が中断してしまいます。

リスクヘッジのためにも細切れの時間にちょっとずつ作業を進めることが締切までに原稿を完成させることには重要です。

まとめ

ちょっとだけ作業するを毎日積み重ねていくと原稿はいつのまにか進んでいます。

ちょっとだけ作業を積み重ねやすいiPadが日々忙しいあなたの原稿用デバイスとしてオススメですよ。

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液タブや板タブにどのようなメリットがあるかを知りたい人はこちらの記事を合わせて読んでくださいね。

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